辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

6月 定例議会:一般質問

久しぶりの投稿で申し訳ございません。

6月9日(金)

今日は 6月定例議会の初日でした。

毎回一般質問をしていますが、今回は次の一般質問を行いました。

題名:空き家問題と固定資産税について

主題(ポイント):固定資産税を支払っている人が空き家の責任者(法定

相続人とは限らない) 現状を改善しなければならない。

さも、なければ、10年20年後にひどい状態の空き家になった際、

誰が、管理責任者かわからない状態になり、非常に見た目の悪い町並み

になってしまう。

1.仮に親が亡くなった際、その家が空き家となりました。

  相続はされてなくても今の法律では問題になりません。

  役場は、固定資産税さえ払っていれば問題としません。

2.法務局へ登記されていない家もあります。

  登記されていなければ、相続の対象ともならないので、

  将来、壊れかけの家になった際揉めるもとになります。

3.私も母方の祖母の相続手続きに苦労しました。いわゆるアトトリが

  いない状態で法定相続人が孫世代の私といとこ7人でした。

  私が何もしなければ、その責任は私の子供世代となり、十数人の

  調整が必要になります。

  こうなると、祖母のことなど知らない人同士の話し合いです。

  空き家がボロボロになっても、近所の人は、苦情を持っていく所

  がわかりません。

4.そこで私は、吉野町として固定死産税の納入者=法定相続人に

  なるような仕組みを早急に作るべき と提案しました。

5.このことは、国も法律整備を進めています。

  なぜなら、日本国内にたくさんの、放置状態の土地や家があり

  誰の持ち物がわからなくなってしまっているからです。

6.そこで皆さま、

  親の家の固定資産税を払っている方、その家の相続人は決まっていますか?

  相続を放ったらかしの 家や土地はありませんか? 世代が進むと

  自分の子や孫が苦労します。

  家の登記はされていますか? 知らず知らず、登記されていない家に

  住んでいる可能性もあります。将来、売買や目的変更ができないですよ。

  住人がいる間に登記されているかどうかを確認しましょう。

 

今回は、法律も絡んだ非常に難しい問題です。特に田舎の土地や

家は値打ちが少ないので、吉野から出て行った方々には興味がないのが現状です。

親がいなくなれば、その財産(固定資産)は、できる限り早く、相続手続きを

済ませましょう。

以上です。