辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

6月議会:一般質問 『町外へ引っ越したい 人が19%もいる』

6月3日 今日は6月定例会議会の初日です。

私は、次の一般質問を行いました。

皆様には馴染みが薄いですが、吉野町には総合計画というのがあって、

5ヶ年ごとに吉野町の指針を決めてやるべきことをまとめてあります。

その、前段階として、住民アンケートを取っています。

その質問のひとつに、定住志向というのがあって、吉野町に住み続けたい から

町外へ引っ越したいまで、5段階で質問があります。

その回答で、19%(約5人に一人)が 町外へ引っ越したい と回答

されています。吉野町が住民の皆様に住みよい町であり、魅力ある町として

引っ越しして来てくださる人が増えて欲しい私としては、次の視点で

課題があると指摘と要望をしました。

①重要度が高くて、満足度が低い項目に対して、前回の五か年計画と

 なんら内容に違いがありません。

 これでは、次回に同じアンケートをしても良くなる可能性がありません。

②具体的には、次の3項目です

  ・地域医療の充実

  ・地域公共交通

     *この項目でのデマンドバスの導入は、大きな変化のあるところ

      で評価できます。

  ・安全で快適な住環境の整備

③私は、次の点を要求(提案)しました。

 a)地域医療(福祉)の充実と地域公共交通は一体で考えるべきであること。

   *お体の不自由な方にとっては、デマンドバスでも苦労されている方が

    おられます。

   *福神の南奈良総合医療センターへ行くには、不便です。

 b) 住環境の改善について

   自宅の改修については、自己責任です。

   一方、空き家を空き家バンクに登録して住む人が決まると、改装費用の

   助成制度があります。

   吉野町には、高齢の独り住まいの一軒家がたくさんあります。

   住みながらにして、(将来空き家として貸すことを約束して)

   空き家バンクに登録して、改装費用の助成金をもらえるような

   制度を作ったらどうか?

     *さすれば、空き家が足りない状況の解消にもなります。

   これは、一つの案です。私が最も言いたい(怒る)のは、

   できない理由ばかりを考えて、できる方法に知恵を絞っていない

   と思われる姿勢です。

綺麗な冊子を作ることが目的ではありません。

そこに生活する住民の生活満足度向上こそが行政の最終目的では

ないでしょうか!

以上です。