辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

16日:予算決算特別委員会

3月16日 本日も予算(決算)特別委員会です。

本日は、特別会計の説明と質疑を行いました。

  *町の予算は、使い方の融通が利く 一般会計 と 住民の生活に

   欠くことのできない特別会計があります。特別会計には、健康保険、

   後期高齢者保健、介護保険上下水道予算 があります。

特別会計は、住民の皆様の生活に必ず必要なモノですので、反対するような

ことは(まず)ありません。

本日は、特別会計の感想(例えば、介護保険を例に)を書きます。

介護保険は、基本的に40歳以上の方が納めている介護保険料で

運用されています。一方で、介護保険料だけでは足りませんので

一般会計から繰り入れ(お金を移すこと)で賄われています。

吉野町の人口は減ります。結果、介護保険料としての収入は減ります。

介護が必要にな方にはサービスを提供しないといけませんので、

今後も一般会計からの繰り入れ(お金を移すこと)が増えます。

一般会計は、住民のための道路整備やごみ処理、各種助成金、他多数

の町の事業に充てられます。が、一般会計(お金)も人口が減れば、減ります。

結果、本来自由度が高い一般会計が、特別会計への補充が増えて

住民の皆様の要望に応えられない状態になっていきます。

  *簡単にわかるように、(私の)家庭のお金に例えると、

   毎月の給料(一般会計)が徐々に減っていくのに親の看護(特別会計

   の費用は徐々に増えていき、私の給料で、私の裁量で使えるお金が

   どんどん減っていく状態です。

非常に、難しい状態に吉野町はなっていっていると改めて感じました。

一方で、住民の皆様が健康であれば、病院へ行くことが減り、また、介護も

減ります。結果、保険から出るお金を減らすことができます。

病院にかかる前の健康づくり、要介護状態になる前の健康づくり に

もっと、舵をとる必要があるのでは! と強く思いました。

   *(誤解のないように)町も色々と健康づくり

    のためには取り組んでいることを付け加えておきます。

以上です。