辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

12月定例議会

12月2から9日は、令和4年度 12月定例会 でした。

今回は、大きな議案がありませんでしたので、私の一般質問に

関して記します。

私は、次の二つのことを一般質問しました。

1.獣害対策について

  ① 吉野町では、箱罠実施隊というものができて、捕獲頭数に

    成果がでています。が、箱罠の数が31ヶでは少ないです。

    が、箱罠を増やすには、管理する人を増やさないといけません。

      *私も実施隊の一人ですが、箱罠一つの管理でもまあまの仕事です。

    狩猟免許の試験は簡単です。また、捕獲したシカやイノシシは、役場の

    職員の方が処分してくれますので、自分で殺したり解体する必要がありま

    せん。住民にこのことをもっと知ってもらうビデオなどを作ってCVYで

    流すとかして、住民の多くの方が獣害対策(捕獲)に参加してくれる

    仕組みを作ることを訴えました。

 ② 防御柵について

   1)耕作放棄地を囲っている過去支給した無意味な柵の再利用

   2)村丸ごと囲うことに一定の目途がついた今、個人で作る柵の

     補助金に切り替えること

   の2点を要望しました。

     *吉野町内に見られる、町支給の柵の総延長は97kmもあります。

      吉野町から宝塚市まで、柵がつながっています。

      凄い距離です。がその効果は???ではないでしょうか。

2.デマンドバスの更なる利便性について

  ①南奈良総合病院や大淀のライフへ行けない理由とそれを乗り越える

   努力をして欲しい と訴えました。

   簡単にいうと、大淀町にある、タクシー会社や近鉄奈良交通

   同意がないと吉野町デマンドバス吉野町外を走ることができません。

     *例えば、大淀町のタクシー会社の仕事を奪ってしまうことに

      なるからです。

   ハードルは高いのですが、超高齢化に向かっている吉野町は、

   車が無いと生活できない。年をとっても免許の返納ができない=

   安全にも関わる問題ですので、継続して取り組むことを要求しました。

 ② 桜井市宇陀市とのコミュニテーバスとの連携について

   例えば、多武峰から桜井駅まで 毎日片道10本のコミュニティー

   バスが走っています。約20分で桜井駅に着きます。

   この多武峰バス停まで、吉野町デマンドバスが行ってくれれば、

   大阪や京都までの時間は大きく短縮されます。

   これも、①と同じく乗り越えないといけないハードルがありますが

   実現できるよう要望しました。

   いづれにしても、吉野町デマンドバスが走るようになって

   交通問題が解決したとは考えないでいただきたい。やっとスタート

   ラインについた。と考えて取組むことを強く要求しました。

1,2 とも、今後も引き続き機会があるごとに要望します。

 

以上です。