辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

獣害対策:箱罠実施隊任命式

3月18日 今日は、獣害対策として箱罠実施隊の任命式(町長からの任命)

がありました。

私も、狩猟免許を持っていますので、箱罠実施隊として登録し任命を受けました。

  *私が、議員になってからずっと言ってきた、狩猟免許保有者による

   箱罠での獣害駆除拡大の第一歩です。 

で、箱罠実施隊ってなにや? という説明を少し。

イノシシやシカの狩猟期間は、国の法律で 11月15日から3月15日までです。

この期間以外は、狩猟免許を持っていても、イノシシやシカを捕ってはいけません。

獣害対策として、イノシシやシカを駆除する場合は、町長の許可が必要です。

吉野町では、銃で行う獣害駆除が既に行われています。また、役場が設置している

31ヶの箱罠でも獣害対策として行われています。

今回の箱罠実施隊は、この31ヶの箱罠をもっと有効に生かそうとする取組です。

役場の人が吉野町中にある31ヶの箱罠を管理(頻繁に見回り)することは

ほぼ不可能です。そこで、猟友会のメンバーの協力を得て(=箱罠実施隊を作って)

この31ヶの箱罠での捕獲数をもっと増やそうとするものです。

13名の方が箱罠実施隊として任命を受けました。

私も、この31ヶの箱罠の内、一つの箱罠の管理者となります。週に最低2回は、

罠の様子と、餌の様子(補充)を行います。毎週2回は、そこそこ大変な仕事

やな~ と思っています。が、できれば私の管理する箱罠で、最低 月に2頭

ぐらいは捕獲したいな!と考えています。

   *捕獲したイノシシやシカは、役場に連絡して役場の人が殺処分して

    廃棄が基本です。私は、捕獲はできても、解体ができませんので

    安心してこの実施隊となることと決めました。

(追記)

  今回の取組により、おそらく 鹿を中心に 獣害捕獲の頭数は増えるでしょう。

  捕獲数が(例えば)、200頭/年が400頭/年になるかもしれません。

  しかし、捕獲頭数が増えても獣害は減らないでしょう。

       *もっともっとたくさんのイノシシやシカがいると思います。

  これからも、捕獲頭数増への取組と防御柵の在り方への両面で町に提案

  していきたいと思います。

以上です。

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任命書