辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

14日:予算決算特別委員会

3月14日~16日は、予算(決算)特別委員会です。

吉野町の令和4年度の予算(案)に関して、役場側から説明を受け、

その内容の確認や質問を行います。

吉野町の令和4年度及び今後を考える上で、最も大切な委員会だと考えて

います。

本日、私はたくさんの質問をしましたが、一番熱くなった事を一つだけ

記します。

空き家実態調査(委託)費用に約240万円の予算がついています。

  *7年?前に調査した際の空き家は608軒。現状を再度調査するための

   費用です。

私は、空き家(件数)の実態調査に反対はしません。しかし、問題は

その実態調査を受けて、何をするのか?どう行動するのか?もしくは

何をしたいのか? が漠然としています。

  *吉野町は、空き家バンクにより、吉野町への移住や関係人口の

   増加に取り組んでいます。移住に興味を示してくださる方はたくさん

   おられます。しかし、その方々に紹介する空き家(登録)が無いのです。

   =移住したい方のチャンスを逃しています。

  *この 空き家登録(借りたい方がおられるなら貸しますよ!)が

   増えなければ、何のための 空き家実態調査なのかが意味不明です。

私からは、私の思いを伝えましたが、役場側からは熱い思いを感じなかった

ので残念でした。

  *私は、空き家が800軒あれば、空き家(貸家、売り家)として

   可能性がある家は、現在のその管理している人と面談してでも

   空き家バンク登録を増やすべきではないのか!と自論を述べましたが、

   紙による聞き取り調査?くらいの回答でした。

ま、本件は、たくさんある中の一例ですが、

予算に関して総じて、言えることは、

 ①予算を付ける目的が漠然としていることが多いように感じます。

  特に、****調査費用  的なものはその対象です。

 ②その予算(事業)が、吉野町が進もうとしている方向との整合性が

  わかりにくい。

    *(悪く言えば)そもそも、その事を意識して予算をとっているのか?

  結果、過去の延長では??と感じます。

*本を読むと、公務員は予算を確保することに全力を使って、

 予算が通れば、それで仕事が終わり! と皮肉って書いてある

 本がありますが、吉野町役場の方々がそうでないことを祈ります。

 

15日も引き続き予算決算特別委員会です。

住民目線で、役場側へ内容の確認を行います。

 

以上です。