辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

7月30日 臨時議会: 小中一貫教育新校舎建設工事 請負契約(金額)変更 に反対しました

7月30日 本日は、臨時議会がありました。

議案は、4つ。内、3つは 既に、予算が承認されている動産(財産:備品)

の購入に関する議決です。これらは、既に予算承認の段階で私の考えも述べて

いますので賛成しました。

残る一つは、小中一貫校校舎の建設工事の請負契約(金額)の変更締結につい

てです。 私は、この議案に反対しました。

追加工事が9項目。見直しによる工事費用削減が4項目。差し引き、

49百万円の工事(費用)の追加です。いづれも子供たちの教育/安全及び

周辺住民の方の環境のために必要な工事であることは理解します。

私が反対した理由は以下の点です。 49百万円の内、22百万円(45%)が、

現在工事している学校内でなく、工事車両が出入りしている町道への

排水路と歩道の設置です。

これをなぜ、請負契約額の変更として、議会の議決を得て実施するのか?

 (=別工事として入札すべきではないのか?)

    *どさくさに紛れて、一緒に処理している感満載です。

     費用は、町債(町の借金=最終的には税金です)

町は、どさくさなどということはない! というなら、22百万円の妥当性

(=別途入札するより安くなる)の根拠を示し説明すべきです。

     *この点がすごく寂しい説明でした。

      私には、町が深く検討したようには思えませんでした。

結果は、反対3人。賛成4人(欠席1人)で、可決されました。

追加工事は、最終的には必要なモノです。来年の4月開校に向けて時間が

迫っている中で、可決されたこと自体には、そんなにガックリはきません。

  *これが、どんな議案でも同じなのですが、議案の中の一部に

   反対はありません。もし、反対多数で否決されれば、その議案に

   含まれていることは全て否決です。

   今回のことで言えば、9項目の工事全てが開始できないことに

   なります。 これが、自分自身が反対するときに悩むところです。

私の思いを町が受け止めて、次回からもう少し、丁寧で詳しい説明

(説明するための検討)をすることを期待します。

(ひとり言)

  前職の会社で本日ような説明で、49百万円の上司決裁をもらいに

  行ったら、私は、2週間後には、配置転換でしょう!

  もう少し、予算=税金=自分のお金 という視点の気持ちを持って

  欲しいと思います。

 

以上です。