5月19日 今日も田んぼです。
今日は、龍門の山口と志賀を回ってきました。(失礼ですが)どちらも谷が比較的深い地区で、よく似たところがありました。「いわゆる棚田」を大切に守っておられる様子には頭が下がる思いを持ちました。
先ずは、山口。こちらでは、田んぼの仕事をされている3軒の方とお話をさせていただきました。山口で印象に残ったのは、最も上流に住宅がある所から下流には猪が現れないとのことです。普通 猪は川沿いに降りてきて土手を上がって、田んぼに入って来ます。でも、山口はその猪が現れない。なぜ現れないのか?。村の真ん中を流れる川を見てすぐわかりました。川の両端が(両岸)が凄くきれいなのです。いわゆる藪がないのです。よく本やテレビで言っている シカや猪が隠れる場所がない状態 を作っておられるのです。村の方々で、年に一度?川の岸掃除をするそうです。凄いです。私の住む三茶屋というと、川の両岸が竹藪と40年?くらい前に植えた杉の木が村の上から、下まで切れることなく続いています。こりゃだめだわ! さて、40年前と比べてどうなのでしょう?80%は、田んぼを続けられているのではないでしょうか! 驚きです。
次は、志賀です。こちらは、比較的上流で、代かきをした後の耕運機を洗っておられた方にお話を聞きました。(失礼ですが)「今の時代に耕運機で代かきですか?」って聞いてしまいました。 広い田んぼはトラクタで。小さな棚田は、耕運機で代かきをされるようです。ちなみに、私は耕運機で代かきをしたことはありません。私の村では私の父親世代の方々が、小さな田んぼを大切にしていたころのやり方です。志賀の方々にも頭が下がりました。さて、40年前と比べてどうなのでしょう?こちらも80%は、田んぼを続けられているように見えました。
山口も志賀もメインの道路からは見えない田んぼですが、村の上流に行って見てみると凄く綺麗で、昔を懐かしめるような所でした。このブログを読まれた方で興味を持たれた方、一度行ってみられたらどうですか?田植え後の田んぼは凄く綺麗ですよ!!