辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

9月定例議会

9月3日 今日から9月定例議会が始まりました。

3日は、主な議案の各委員会への付託(どの委員会で話し合うか)の決定と

一般質問です。

委員会は、6日 総務文化厚生委員会  7日 産業建設委員会 8日、9日 

予算決算特別委員会  13日 最終日(本会議)です。

私は、次の二つを質問しました。

いづれも、最近日本で起こっていることを、対岸の火事とせず、他山の石として

町民の安心、安全を再度考えるように町当局に求めたものです。

質問①町が発令する避難情報について(合わせて避難所について)

質問②町道の安全確保(スピード抑制)について

 

一般質問について簡単に記します。

質問①

  辻󠄀内:雨(土砂災害)に対して、避難情報を発信する基準を町は持っているのか?

  回答:キッチリと持っている。雨量だけでなく、気象台から1Km2毎に、土砂

     に含まれる雨量も示してもらい、危険性の情報を得て、対策本部で判断

     している。

       *辻󠄀内が考えていたより、キッチリとした手順があります。

  辻内:自分の身は自分で守る が言われる中、そのような避難指示に結び付く

     情報を町民に発信する方法を考えていただきたい。

       *コロナは、色々な指標があって、大変度合いが国民が知るような

        仕組みになっています。そのように、町民が自ら判断するような

        情報が必要だと思います。

  回答:今後、町民への発信方法を検討していく。

  辻内:避難場所について:多くの避難所が土砂災害危険ゾーンにあるが

     見直しが必要ではないのか?

  回答:多くの避難所(公民館)は、一時避難所である。危険が差し迫った

     場合は、中核避難所(運動公園体育館)への移動を考えている。

  辻内:避難が長期(一週間程度)にわたるような場合を想定して、ホテルを

     避難所として利用できるよう吉野町としてホテルと協定を結ぶべきと

     考えるがいかがか?

       *熱海の土砂災害時は、避難所がホテルでした。結果、災害関連

        死 等は起こりませんでした。

  回答:今、県が大規模災害時はホテルと協定を結んでいる。町としては、

     さくら苑、柳光に避難できるようになっている。

     ホテルについては、今後検討していく。

  辻内:吉野町は、幸いにも人命に係るような災害が長期にわたって起こってい

     せん。今、日本各地で起こっている災害を見た時、吉野町で起こっていない

     ことが、偶然運が良いだけだと考える必要があると考える。

     今後、更なる安全向上に向けて取組んでいただけるようお願いする。

 

質問② 町道の安全確保(スピード抑制)について

    吉野/吉野北小学校周辺、丹治地区には、ゾーン30の表示があるが

    ほとんど役割を果たしていないと思われる。物理的にスピードが

    出せなくなるハンプ(薄いかまぼこのような段差)を

    設置が必要であると思われる。

    特に、河原屋のローソンから旧山崎パンへの町道は抜け道になっている。

    また、小中一貫校になる現在の吉野中学周辺道路は検討願いたい。

     *私が、以前住んでいたイギリスでは、いたる所にハンプが

      設置されていました。

  回答:近隣住民、警察、安全性 等を総合的に判断して、検討していく。

  辻内:事故が起こってからでは遅い。是非、前向きな検討をお願いする。

 

以上です。