辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

6月定例議会:初日 一般質問

6月3日 本日は6月定例議会の初日です。

  初日は、行政から示された議案をどの委員会(明日から1週間)に付託(ふたく)

するのかを決定するかと、一般質問がメインです。

   *国の法律改定に伴い、自動的に改訂しないといけないような条例は、

    本日、即決で承認されました。

私は、次の2つを一般質問いたしました。回答はいづれも町長です。

1.抗原検査キット:観光産業振興用に購入した3000ヶ 925万円について。

  観光産業振興用としては、結果的に桜のバスツアーの62ヶしか使われていない。

  925万円は、無駄遣いではなかったのか?

  回答:a)62ヶだけで効果を図ってはいけない。新聞報道、テレビ報道等で

      取り上げてもらい、その波及効果は大であると考える。

     b)残りのキットは、老人施設や学校での感染防止 そして、他の観光/産業

      への活用を検討していく。

  辻内:観光産業振興用として、議会承認を得て購入したキットを、他の目的に

     使って良いのか? ルールに違反していないのか?

     (町長の思いや考えは理解しますが、ルールはルールです)

  回答:的を得た回答を得ず。

  辻内:結論

     a) まだ残っている2000ヶ以上のキットが無駄にならないように

      十分に使い方を検討していただきたい。

     b) 上記ルールに関する件は、後日確認の上フォローする。

     c) 最終的に、抗原検査キットが廃棄処分されるようなことがあれば

      その際は、税金の無駄遣いと判断し私は何らかの行動を起こします。

 

    *本件は、議会で承認した私にも責任があります。

     その3000ヶが、たった62ヶしか 観光産業用に使われていないことが

     残念です。知恵を出せばもっと使い道があったはずです。また、あるはず

     です。 吉野町には、知恵を絞ってもらえることを期待します。

        *但し、コロナの変異株が蔓延していっている中での

         観光客誘致は困難であることは事実ですので、

         十分な注意が必要です。

         (実質不可能と考えています)

 

2.獣害対策:防御柵について

  ①村(地区)全体に対して補助をしている柵に関して

   村全体がほぼ吉野町で終わった現状/各家庭で防御柵を設置している

   現状を見れば、個人(各家庭)への補助(金)へ切り替えるべきでは

   ないか?

   回答:人への危害という視点からも、地区全体を柵で囲うという考え方で

      令和3年度(今年)までは。が、辻内議員の視点も理解する。

      今後、来年度に向けて検討していく。

  ②使用されていない(と思われる)耕作放棄地を囲っている過去支給された

   柵について。

   それぞれの村で等、調整のうえ、再利用をすべきではないか?

   個人の柵代負担軽減にもなる。又、町の経費節減にもつながる。

   回答:県からの委託事業として、柵を設置した経緯があり、柵の移動には

      色々な手続きが必要である。が、辻内議員のおっしゃることも事実

      である。

      今後、区長さんの協力も得て進めていきたい。

 

明日(4日)は、総務文教厚生委員会です。

今、吉野町を騒がせているコロナワクチンに関する説明が行政側からあるはずです。

今までの経緯と今後の取組に対して、十分意見を述べます。

 

以上です。