3月10日
8日から3月の定例議会が始まりました。
初日の8日は、議長以下各委員の決定。そして、9日は各委員会の日程調整。
そして、本日 10日が本会議の初日です。
*本会議(議場)では、質問等の時間が制限されますので、大半の
議案は 各委員会で担当課より説明を受け、そこで質疑応答をして
自分自身の賛否を決める。そして、最終日に本会議(議場)で賛否
を問う ということになります。
よって、12日から委員会が始まります。(11日は、県の会議があって
議員や町長が出席しないといけませんので休会=休み です)
本日のメインは、一般質問です。一般質問は、議員各自が自分に与えられた
30分間、一対一で、町(行政)の施策や方針に対し、質問や自分自身の
考えを訴えられる唯一の公の機会です。
*大きな市では、議員の数が多く一般質問さえなかなかできません。
吉野町は、議員の数が少ないので毎回一般質問が可能です。
私は、議員になって、昨年4回の定例会全てで一般質問を行いました。
これからも、必ず一般質問を行っていきます。
本日は 次の3つのことを質問しました。
*今回の出来は、70点ぐらいだったでしょうか!
質問の仕方/回答の引き出し方がまずかったな!と反省しています。
*要点のみ記します
1.「選択と集中」について
町長が、色々な場面で使う言葉です。1月の広報の新年の挨拶にもありました。
私の質問の趣旨:この言葉は、行政には向かない言葉だと考えています。理由は、
一般的にこの言葉は、(自らの)強みに資源を集中し、弱みを切り捨てると
いう意味を持つからです。私は、民間企業にいた際に、まさしく「選択と集
中」を標榜し改革を続ける企業にいました。この言葉と改革は、常に痛みを
伴います。 痛みとは、ある時は工場の閉鎖であり、ある時は事業の撤退で
あります。結果、そこに直接関係する従業員や地域経済には常に痛みを強いる
こととなります。
よって、私は町長に「吉野町においてこの言葉によって 切り捨てられる
地域や事業は無いのか?」を問いました。
町長の回答より:結論的に、町長に「切り捨て」の意思はないと理解しました。
あえて言うなら事業の優先順位付けでしょうか。
*過去の議員時代に感じていた、継続できなかった事業への
投資の反省(疑問)からも出ている言葉だと思います。
*いづれにしましても、この言葉=選択と集中 は、耳障りが良くて、万能薬
のように聞こえる言葉です。この言葉が、役場内に氾濫し、町民の皆様の
生活に悪影響が出ないように注意を払ってまいります。
2.津風呂湖畔にできた、カヌー競技場と艇庫/管理棟について
辻内:この質問の趣旨は、カヌー場と艇庫/管理棟に述べ4億9千万円を
かけています。その目的は、ワールドマスターズの誘致(準備)と
しての役割に対する取り組みが私には全く進んでいないように見えます
ので質問しました。
副町長回答より:(詳細に、過去のいきさつを回答くださいました)
結果的に、多少の観光やカヌー競技に対する取り組みが進んで
いることは理解しました。しかし、4.9億円をかけた
観光起爆剤にはなっていません。令和3年にやっと、そのための
調査費用が予算に計上されているような状況です。
*4.9億円が、5日間のワールドマスターズのみで終わらないように
これからも、注視していきます。(簡単でないような気はしていますが)
辻内の趣旨:コロナ禍の中、蜜を避けながらも可能な限り多くの町民に対して
その感動と臨場感を届ける必要があると考える。
よって、簡易なWiFiとZoom等のオンライン配信を利用して
a)小、中学校へ配信授業の実施
b) CVYと機器接続による町民へのライブ(生)放送の実施
をしてはどうか!という提案です。
(辻内の失敗)この質問(提案)には大きな壁がありました。オリンピックの
スポンサー契約があり、地方自治体が勝手に、放映することは
できないのです。いわゆる 放映権 です。が、次を確認しま
した。
①NHKにてライブ中継があります。
町民の皆様お楽しみにしてください。
②小中学校へは、NHKの放送を、電子黒板もしくは、一人一台の
のパソコンへ映して、特別授業として下さいます。
児童/生徒の皆様楽しみにしてください。
以上です。