辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

産業建設委員会(12月定例会)

12月7日 本日は産業建設委員会がありました。

激論を交わすような内容は無く、報告事項のみでした。

皆様に将来的に関係してくることをひとつだけ記します。

  *NHK奈良放送では、チョクチョク放送されている事項です。

タイトル:県域水道一体化の推進

  簡単にいうと、奈良県内の市町村の水道事業をひとつの企業団

  として運営していこうとするものです。

    *令和7年度の開始を目指しています。

  皆様の今の水道には、直ぐに大きな変化はおこりません。

①背景:奈良県全体で見れば人口は減っていきます。個々の市町村で

   水道事業(浄化槽等)を運営するのは効率が悪いです。

   市町村をまたいで、浄化槽を共有した方が効率が良い。

   ということです。

吉野町への影響:今日の説明では、水道代は大きな変化がないと

       理解していますが、これからの動きを注視してまいります。

       設備の更新に関しては、この大きなまとまりに入った方が、

       町独自の負担が少なくてできそうです。

➂どこの市町村も参加するの?

   現在、不参加を表明しているのは大和郡山市だけです。

      *新しい企業団の基本的な考え方である「各自治体の水道資産は全て新し

       い企業団に引き継ぐ」という考え方の元、

       大和郡山市は、独自で設備投資のために貯めてきた20億円以上を

       大和郡山市のモノでなくさないといけないからです。(テレビ放送

       より)

       

   水道料金は、市町村でバラバラですので、全ての同意形成にはなかなか難しい

  事業だと思います。

④例えば、どんなことが起こるの?

   何年先になるかわかりませんが、私の住む三茶屋の水道は、色生、入野と

  と3つの地区へ水を供給している、三色野上水道です。

  この浄化槽が老朽化した際に、新しい浄化槽を同じところに作るのではなく、

  宇陀市の水を引っ張ってくるというようなことが起こり得ます。

    *今、消防車や救急車が、吉野町宇陀市の境なく動いているような

     モノです。これは、消防組合が奈良県広域組合となっているからです。

 

以上です。