9月7日 今日も議会です。
今日は、産業建設委員会がありました。いづれも報告事項でした。
【文化観光交流課関連】
①新たな吉野山観光周遊システムの構築・推進事業について
(いわゆる観光リフト構想)
奈良県へ事業の断念を報告した旨を町から報告。
(山本義史議員からかなり厳しい意見が出ていましたが、私も同感です)
本件は、7月31日の委員会でも町から話があり、町が吉野山の今まで検討いただい
た方々へ説明の後に県へ提出すると約束したものです。
が、県への提出が8月4日(3日には、吉野山の関係団体の代表者の方々 3名?へ
のみ説明)。関係者への説明は8月28日です。
ちょっと、仕事の進め方が異常です。住民への寄り添いなし です。
➁吉野山ビジターセンターについて
本件は、耐震診断が必要な建物の今後の活用に関してです。
*3月の予算案にて、耐震診断執行の際には議会の了承を得ることと
となっていました。
理由:耐震診断した後にどうするのかが明確でなかったため
結論、耐震診断は執行。その後の活用に関してもう少し具体的に詰めること
となりました。
➂吉野万葉整備活用基本計画について
(いわゆる宮滝遺跡整備)
時間のかかる話です。R1年:基本計画策定 済
R3年 基本設計、R4年 実施設計 、R5年 工事着手
完成は? R7年ぐらいでしょうか?
今、宮滝遺跡は行っても何もありません。
*昭和の初期の発掘調査の後に埋め戻されています。
私は歴史に詳しくありませんが、西暦700年頃の
話です。
綺麗に整地されて、誰もが簡単に昔の歴史がわかるような整備がされることを期待し
たいと思います。
④吉野見附三茶屋について
(いわゆる吉野見附三茶屋の存続に関する話です)
*昨年、9月の委員会で議会としては、廃止の方向で検討する。一方で新たな
活用提案が出てきた場合委員会に申し出ていただくよう町へ要求したもので
す。本日は、町からその回答という位置づけです。
新たな活用提案や町の金銭的負担を軽減する内容を三茶屋自治会から書面にて提案
し、話し合いの場も担当課、副町長と持っているにも関わらず本日の配布資料には提案
内容に関しては一言の記載もなし。口頭で、活用の簡単な10秒ほどの説明の後、将来
性の保証がない。よって町の結論としては取壊したい との説明。
唖然としました。もう少し、住民の思いも話しながら議会で説明する役場かと思いま
したが、呆れてしましました。上記の①と同じです。
私と他の議員さんの言いやいのような場面もありましたが、結論としては、先ずは
地主さんと再度土地購入で、吉野町の所有とできないのか?を検討。
*いくら無償での貸与とはいえ、それでは町として将来像が描けない。
その後に、建物も含めての活用を再度検討。
となったと、私は理解しています。
*正式の委員会報告がどうなるのかを注視しないといけません。
①と④から:役場がどちらを向いて仕事をしているのか?(住民の方を見ているの
か?)大いに考えさせられる案件でした。
【暮らし環境整備課】
前回、7月30日のあり方検討委員会の報告。
本日の報告とは、関係ありませんが、橿原市が令和6年3月末までの可燃ゴミの受け入
れを了承してくださいました。これで、今後について前向きな議論(あり方検討)が
できるようになりました。
➁県域水道一本化検討会について
簡単に言えば、奈良県の各市町村の水道事業をひとつにまとめて運営しようとする
県主導の事業です。R7年開始を目標にしています。
吉野町として得か損かというと、個人的には、今時点では得な事業かなと思っていま
す。 吉野町は、皆様から頂いている水道料金が決して安い方ではありません。一方
で水道を供給するために必要とするお金が皆様からいただくお金を大きく上回ってい
ます。吉野町として、財政負担になっています。
水道料金が上がることなく、且つ 確実に皆様に供給できるよう注視してまいりま
す。
以上です。
(追記)
6月26日に見附に関しては、町長とも短時間ではありますが話をしました。
その際には、残すには使い道があることが前提。その上で、存在意義と壊す費用 と
土地買取+維持費を総合的に判断したい。との言葉が町長からありました。
しかし、本日の町長の答弁は、取壊しが大前提の話でした。非常に残念でした。
吉野見附三茶屋の件に関しては、町に裏切られたような感じですが、私の議員としての仕事の進め方も悪かったのかな?とも思っています。
も少し、勉強します。
草々