6月19日 6月定例会の初日です。
本日は、6人の議員が一般質問を行いました。
私は、最終の6番目に一般質問を行いました。
*順番は16日の議会運営委員会でくじ引きで決めました。
一番最初にくじを引いて、6番を引いてしまいました。
(実は、1番をねらっていたのですが!)
以下に私の質問の内容のポイントを記します。
*今回は、町長と戦うのではなく、提案型で質問を行いました。
質問① 「官民双方の視点を持った公に資する行政人材の育成」について
(これは、町長の3月議会での施政方針の中にあった方針のひとつです)
辻内:辻内の考える民間にあって行政に不足しているもの(視点)
(その逆が民間の視点です)
1) お客様(行政では住民)第一の意識
2)現場、現物、現実主義
3)コスト意識、改善意識
4)内部競争意識
5)外部を知る努力
町長は、なぜ官民双方の視点を持つことが大切と思われたのか?
町長のお考えになる官民双方の視点とはどのようなものか?
町長:議員の時から、町の職員は住民に寄り添い、住民のために仕事をするべきも
であると考えていた。もっと、住民の声を聴くために現場に行かないといけ
ないと考えていた。住民の声を聴き、住民に寄り添う職員その中で、職務を
全うする職員を望んでいる。
辻内:そういう人材を育成するとおっしゃっているがそんなに簡単ではないと思わ
れる。辻内の考える即効性のある方法は、
1) 民間企業経験者の途中採用
2) 民間企業での短期(一年程度)の研修
3)座学研修やオンライン研修
4)吉野町職員の行動指針の制定
(公開されている大阪吹田市の職員の行動指針を参考に見てみてくだ
さい)
町長の考える育成方法、あるいは育成計画をお教え願います。
町長:先ずは、国や他市町村との交換留学のようなことをやりたい。また、民間
企業での短期研修も考えていきたい。これからもっと深堀をしてどのよう
な方法があるのか(良いのか)検討していきたい。
辻内:(一町民としての意見)
企業の良し悪しは、最終的には 人 で決まる。 私が以前勤めていた
会社は、「ものを作る前に人を作る」が経営の基本であった。行政におい
ても同じだと考える。行政の施策を作るのも 人 なら、実行するのも
人 である。町職員の皆様が町長のおっしゃる官民双方の視点を持った
職員になることを期待したい。
質問➁ 公務員である役場職員への一人10万円の給付に関して
辻内: 結論
役場のTOPである町長から町の職員の皆様へ10万円は、寄附も含めて
できる限り町内で使ってもらえるようにお願いしていただきたい。
決して、強制や強い要請で無くて良い。緩いお願いで結構です。
背景(理由)
1) 町の職員の方は、コロナの影響を受けず、給料もボーナスもいただける
町内唯一の方々である。
2) 町内には、コロナの影響を直接/間接に受けている方々がたくさんおら
れる。この事実を職員の皆様には再認識いただきたい。
3) その効果
a) 直接効果 10万円を130人の職員の方が使って下されば、1300万円
の効果が生まれる。
b) 間接効果 町の職員さんが町のために町内で10万円を使って
下さっている。こんな町に住んで良かったな~ と
いうような噂を辻󠄀内は聞きたい。
そうなることが、吉野町の行政と住民の一体感を醸成し
今回のコロナに立ち向かう力になってくるのだと
考えます。
町長、私のお願いいかがでしょうか?
町長: 機会あるごとに職員には町民のために何ができるのかを考えて欲しいと
言っている。直接 辻内議員のようなことを直接言うことは広島県知事の
例もあるので難しいが気持ちは十分にわかりました。
辻内:コロナウイルスは100年に1度あるかないかのようなことが今起こっている
わけである。私のこの一般質問を聞かれて役場職員の多くの方が心を動かせて
いただけることを期待したいと思います。
以上です。