辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

市町村議会議員研修へ行って来ました

8月24、25日と議員研修へ行って来ました。全国から、議員さんが滋賀県大津市

研修センターへ集まって行われる研修です。

今回の研修テーマは「自治体予算を考える」です。

①研修内容とは直接関係ありませんが、研修所のコロナ対策

 (このコロナ禍で日本中から議員が集まる中、どの様な状態で研修を受けるのか?

  チョット不安があり、興味がありました。)

  a) 講義室:約230名が入ることができる大講義室で、45人で受けました。

       定員8人の空間に1人といった感じです。

       質問のマイクは、質問する毎に消毒布で拭かれていました。

  b)食堂:2人掛けのテーブルは、1人掛けに。対面とは、透明のアクリル板で

      仕切られていました。

  c)討議:長机を四角形に並べて、各机に1人。で4人で討議。距離がありすぎて

      大変でした。

  いわゆる3密状態はなく、安心して研修を受けられる状態でした。

 

➁研修内容

  今まで、議員になって 本を読んだりネットで調べたりしてかなり勉強しました。

 が、今回2日間に渡り、キッチリと講義を受けてかなり理解が深まりました。

  但し、企業の会計と違って非常に複雑です。おそらく役場の財務担当になって2、

 3年びっちり勉強しないと全体はわからないと思います。

  研修内容は、以下の通りでした。

  自治体予算の原則/歳入予算の基礎とチエックポイント/歳出予算の基礎とチェック

 ポイント/財政の現状把握(財政診断)

 

➂今後に活かす

 今回の研修を踏まえて、一段としっかりと予算/決算 を見ていこうと思います。

 私は、今の議会の予算の関する審議が、「木を見て、森を見ず」になっているように

感じています。結果、目先の良し悪しの判断が頼りで、将来の財政の様子が十分見えて

いません。もっと森を見て、鳥瞰(全体を見ること)ができる議会にしていきたいと思

います。

 

④感想

 自治体(町)の財政は良くなれば良いというものではありません。良くするために

ケチケチで絞って住民へのサービスが落ちれば何をしているのかわかりません。

かといって、いくらでもお金が湧いてくるわけでもありません。両方のバランスを考え

ることの重要性と難しさを改めて感じました。

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研修のパンフレット

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受講証明書

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45人が講義を受けた大講義室

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食堂は、アクリル板で対面と仕切り