7月16日 本日は議員全員で、津風呂湖(平尾)に出来上がったカヌー艇庫と管理棟を見学してきました。
これは、前北岡町長時代に 吉野町の観光の起爆剤?にと2021年関西ワールドマスターズのカヌー競技を誘致したことにはじまります。
津風呂湖へのカヌーコース整備と本日見学した建物の総事業費は4.5億円強の事業です。木を使った建物とその周りの整備は、非常に綺麗に出来上がっていました。
一方で、本年7月(今月)には全国中学生カヌー大会が開催される予定でしたが、コロナで中止。世界から競技者が集う来年5月のワールドマスターズの開催も今のコロナの状況では開催が危ぶまれるのではないかと個人的には思っています。
では、何のために 4.5億円ものお金を使ってのでしょうか?下手をするといわゆる箱を作ったのに空き家状態になりかねません。
*今は、綺麗(ほとんど土に芝の目が少し)なのり面も、直ぐに草がボウボウ
になって、その手入れだけでも大変です。
私は、ワールドマスターズ誘致を決定する際は議員ではありませんでしたが、色々な資料を読みました。本来の狙いは、吉野町の観光資源=吉野山、津風呂湖、宮滝遺跡、国栖歴史 を一体的につなぎ、吉野町の活性化につなげることにあると理解しています。そのために津風呂湖に目玉をひとつ作ることです。カヌー競技そのものより、観光資源としていかに創り上げていくかに舵を切るべき時がすぐそこにきているような気がしています。
私が、今日感じたことは
①吉野町の多くの人がワールドマスターズやこの施設を知らないことはいかがな
ものか?
本日、議員を案内してくださったように、吉野町の人にもっと見てもらう機会を
作ればどうでしょうか?
*各地区の自治会長さん、吉野スポーツクラブの方、各種団体 等
私も、今日初めて見て、この施設を大切に育てていかないといけないと思いまし
た。
➁競技カヌーでなくレクレーションカヌー場として、奈良県内はもちろん近隣府県
から多くの方にきていただく仕掛けが必要。
*私は、もの好きなので、 機会があれば是非一度カヌーに乗ってみたいと
思いました。ライフジャケットがあるので安心です!
*先ずは、吉野町民にカヌー体験を呼び掛けてみたらどうでしょうか?
案外多くの人がSNSによる全国への発信力を持っています。
③(カヌーを忘れて、)レクレーション施設としての利用
例えば、キャンピングカー駐車場 と その周辺での釣り とか!
艇庫(倉庫)の横には綺麗なシャワールームもあって、キャンピングカー利用の
方には持ってこいです。他にも、もっとアイデアがあると思います。
いづれにしましても、「あの施設せっかく作ったににな~」とならぬよう議員として考えていかないといけないと感じました。