3月31日
今、Facebookで友達になっている方の一部?で流行っている本を
読みました。少し長いですが、下記の私の文章を読んでいただいて
興味を持っていただければ幸いです。
要点を私なりにまとめました。
1.吉野町(役場)として自問自答すべきこと(私にはその真実はわかりません)
・仲良しクラブになっていないのか? 異なる意見や個人を受け入れているのか?
・他自治体の横並びや模倣でない吉野町ならではの取り組みがあるのか?
横並びや模倣に深い目的もなく予算を付けていないか?
・予算の承認をもらうことに全精力を使っていないか?
予算は、目的ではなく手段であるはず。
・コンサルタントに頼り過ぎていないか?
自分で、判断する能力は残っているのか?
・自宅と役場の往復のみで1年を終えていないか?
吉野町の実情を知らないで、なぜ吉野町を語れるのか?
・上司に、意見を言える職場風土か?
・過去の事例のみに頼っていないか?
・一職員として、吉野町に夢を持っているのか?
・職員が、自らに投資して勉強しているか?
他 多数。
2.吉野町内の各地区(大字)として自問自答するべきこと
(私にはその真実はわかりません)
・昔は良かった の話は終わりましょう。これからどうするのか?に
話の軸足を置いているのか?
・挑戦する人を温かく見守っているか?積極的に応援しているか?
お店には、様子見ではなくて、行きましょう!
・みんなで力を合わせて頑張ればなんとかなる!という幻想を持っていないか?
(このこと自体は大切ですが、それだけでは将来はありません)
力を合わせているうちに出てくる 異なる意見こそを大切にしているか?
・出る杭を打ち過ぎていないか?
・一人の大きな声に、本当に皆が納得して地域が活性化できるのか?
・地域の実力者が、次の若手に任せる勇気を持っているか?
*逆に 若手は、いつまでも先輩に頼って(と言えば聞こえは良いが)
自分が楽をしていないか?
・常に、変化には苦労があることを理解しているか?
他 多数。
3.議員としての私の行動はどうあるべきか?
1)結論
初心を忘れず、民間企業に居た際の心がけと行動を大切にすべきです。
例えば、吉野町の総合計画作成について、現在は3400万円をかけて
コンサルタントに依頼しています。私は、昨年3月の議員として初めて
の委員会で「総合計画こそ自ら職員で作るべきではないのか?それでこそ
魂が入った計画となる」と発言しました。私が、企業にいたころは、
総合計画ぐらいの計画は、自分たちで作りました。
この本にも、「名ばかり総合戦略」として、その有効性を疑問視しています。
総合戦略(計画)に求められるのは、その冊子や言葉の綺麗さではありません。
魂が入っているか? その志を実行するか? です。コンサルタントが作った
総合計画に魂は入っているのでしょうか?役場の職員の志はどうなのでしょう
か? 総合計画に限らず、コンサルタントの作った事業は、厳しい目でチェック
していきます。
2)挑戦する個人を応援する
吉野町にも、私が知っているだけでも、吉野町外から吉野町に
来られて、チャレンジされている方が数人はおられます。また、
吉野町に元々おられた方でも新しいことにチャレンジされている
方がおられます。行政予算を付けることが応援とは思いませんが、
私でできることがあるなら積極的に応援したいと思います。
チャレンジャーがいなくなった町は、衰退を待つのみです。
個人のチャレンジこそが大切な一歩です。
*私も、そのチャレンジャーになるために早期退職したのです。
ひとつの(ひとりの)チャレンジが、その地区を変えることができる
と信じたいです。この本にも「みんなで決めた」は、実は責任者がいない。
「みんな」という人はいない。といった表現があります。
みんなの意思の前に私は、「個人の思い」だと思います。
3)国や県から補助金が付く事業は行ってよいのか?
作るときは、吉野町の事業者にもお金が入ることになり、雇用も
生まれて良いでしょう。でも、その後の維持費にずっと町独自の
お金が使われるようなら慎重な判断が求められます。
可能なら、収入が支出を上回るような事業であることが望まれます。
それができないのに許されるのは、町のお金が使われる金額以上の福祉的
要素が含まれることです。
*津風呂湖のカヌー場とカヌー艇庫/管理棟の行方には十分注視
していきます。
(追記)
今回、この本を Kindleで購入し、Ipadで読みました。
良い点は、文字を大きくできるところ。慣れないので不便な所は
付箋やマーカ(を付ける機能はあるのですが)が、やはり実際の
実物の本の様に感じないことでした。
以上です。