辻内 正誠 

吉野町議会議員 辻内正誠(つじうち まさなり)のブログ

はじめまして。(ご覧いただきありがとうございます)

2020年1月 吉野町の議会補欠選挙で当選し、同1月27日から吉野町議会議員となった辻内正誠(つじうち まさなり)です。

「住民第一 住民目線」を信条とし、吉野町のために仕事をしていきたいと思っております。折を見てブログを更新してまいりますので、ご覧いただければ幸いです。

■行動指針

現場、現物、現実(チト難しいですが、3現主義:Google等で見てみてください)を貫いていきます。私が会社生活で身についた、企業経営でも政治でも一番大切なことだと考えています。これを、簡単に表しているのが、織田裕二主演の映画「踊る大捜査線 レインボーブリッジを封鎖せよ」で、出てくる「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」のセリフです。これをもじって、私は住民の生活課題は役場内やアンケートで起こっているんではない。生活しているその場所で起こっているんだ!」を実践するために、吉野町内をとにかく歩くことを目指します。見かけたらお声をかけてください。また、下記にご連絡をください。吉野町内でしたら直ぐに参ります。

TEL 090 6971 6643 / FAX 0746 35 9228  /  E-mail  tsujiuchi.m001@gmail.com

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能登半島 災害ボランティア(珠洲市)へ行ってきました

4月1日に金沢に入り、2~5日災害ボランティア。6日に金沢から帰ってきました。

珠洲市は、能登半島の最先端の市でほとんどの地域が震度6強から7でした。

地震が無ければ、金沢からも2.5時間程度で行けると思います。

道路は通れるようになっていますが、ボコボコです。ボランティアバスもスピードを

落として走行します。金沢から2時間半の所の穴水市にベースキャンプがあって、

そこから、珠洲市まで1時間かかってやっと震災ボランティアの拠点に到着です。

  ・テレビで見たのと同じ町の様子に唖然としました。

  ・水がまだ復旧していません。

  ・穴水市のベースキャンプも水道が復旧していません。

   よって、手も洗えません。災害用紙タオルをたくさん持っていきました。

   水も4日分として、4L持って行きました。

   うがいもできません。なぜなら、ベースキャンプ地の配水管が壊れているから

   です。

 

私は、ボランティアとして働くと同時に、ボランティアをコントロールしている

仕組みに驚きました。

珠洲市では、 穴水市から来たボランティア(2日目)は、朝9時から13時まで

働きます。金沢市から来るボランティア(1日目)は、12時半から3時過ぎまで

働きます。それぞれ、30人以上おられました。軽トラが30台用意されています。

朝のグループで、半分使います。午後のグループで半分使います。

夕方には、30台が揃っています。軽のバンも10台程度ありました。

ボランティアは、直ぐに6人から10人のグループに分けられます。

ボランティアに行く家は、QRコードで Google Map でわかります。更に、

近くになると、ゼンリンの地図がコピーで示されています。

作業内容が書かれています。それに応じて、道具を積み込みます。

    スコップ、ほうき、一輪車、バケツ、土嚢袋 ロープ 他

作業にかかりながら、被災地ゴミの仮置き場に運びます。仮置き場は珠洲市で3ヶ所。

それぞれ QRコードで探し 近くの仮置き場へ運搬します。吉野町で言えば、運動公園

が3ヶ所 災害ゴミの仮置き場になっている規模感です。そこでは、キッチリと分別

されて置いていくことになります。

最後に分別が必要なことを前提に軽トラに積み込まないと、降ろす作業が大変です。

運ばれてきた災害ゴミは、どんどん 大型重機で大型トラックへ積み込まれて

どこかへ運ばれて行きました。

この仕組みを作るのに大変な時間がかかったのでしょうか?もしくは過去の経験自治

の指示でしょうか? 奈良県は五条の防災拠点も大切ですが、ボランティアの受け入れ

仕組みは、本当に重要だと感じました。ボランティアが10人*3時間 働けば、家の

中の捨てたいものが、ほとんど運び出されて、そこに住む方も先が見えてくるかもしれ

まん。私が4日間で多くの方と一緒にした仕事を私一人でしたら、3ヶ月くらいかかる

と思います。

皆様も、是非ボランティアに登録して行動してみて下さい。

吉野町の皆様には、近々 活動報告としてお届けしますので読んでいただければ

幸いです。

ボランティア活動の様子は、プライバシーにかかわるので撮影禁止でしたので

ありません。

穴水市のベースキャンプ。穴水市、能登市、珠洲市のボランティア拠点です




体育館に設置された個人用テント  寝袋で寝ます

 

珠洲市の災害ボランティアセンター

作業依頼の方の住所のQRコードをGoogleMapへ

災害ごみの仮置き場のQRコードでGoogleMapへ

災害ごみ仮置き場の直前にて

 

子供時代の異文化体験は世界を平和にする(チトごっつい?)

FBで見てくださる方へ。ブログに書いたものを共有していますので読みにくい改行になっていると思いますがお許し下さい。

私自身のボランティア報告です。

人種、宗教、言語、過去(凄く昔)の争い などを忘れて世界中の人が仲良く過ごすには子供のころに異文化体験をすることが非常に大切であると考えています。

 *私の子供は、幼稚園・小学校をイギリスの学校で過ごしましたので、大人になった今も、例えば吉野町で外国の方を見かけたらこちらから話しかけていきます。

さて、私は偶然このことを実践しているボランティア組織を知って、協力してくれる人(ボランティア)を募集していることを知りました。

 

書類選考、面談を経て、無事合格して、3月10日(日)吹田で集合研修へ行ってきました。集合研修は、座学ではなく 大半が今年色々な外国へ行く子供たちとのゲームです。実はこのゲーム、同じゲームを世界のあちこちでしていて、日本から行く子も日本へ来る子も知った上で交流がスタートします。ま、スムーズにスタートできる世界共通ゲームの勉強です。

今からたくさん研修があります。

で、私の役割は、日本で受け入れる側のスタッフ(ボランティア)です。

これから、研修と関係者(5人程度)のオンライン打ち合わせが開催直前まで

続きます。皆、大学生や仕事をしていますので、大体夜の9時スタートです。

おじさん、頑張りますよ。

次回の投稿をお楽しみに!

 

吉野町 議員視察研修

(わたし的 タイトル:日本のエネルギー政策を考える)

青森県の六ケ所村に研修に行きました。

勉強した内容は、 

①今問題になっている核燃料廃棄物の地層処分(最終処分)

*先日 対馬市長が、最初の文献調査に反対して、ストップした案件です。

*決して、吉野町に誘致しにいったのではありません。ので誤解なきよう。

 例え、誘致に行っても、国(の機関)から断られるでしょう。

  理由:千股断層があること

     海がないこと(船での輸送ができません)

② 六ケ所村の原子燃料リサイクル施設(日本原電)見学

  =原子力発電への理解を深める。

  *さかんに、安全性を説明されていました。

感想:

  今となっては、原子力発電所で既に使い切った核燃料のゴミの最終処理を

  しないといけないことは理解します。が、約50年前のオイルショックで、

  原子力発電に注力した国(世界)の政策が正しかったのか?

  と思えるくらいに、終わりのないループに入ったような感じを受けました。

  長い目で見ると、結局(当たり前ですが)消費者である我々国民の税金や

  電気代として返ってきます。

  政府(と野党)は、もっと勉強して、 原子力発電の安全性のみだけでなく

  経済性(今だけでなく最後までのコスト)、

  最後の最後はどうするのかの議論をしてもらいたいと思いました。

    *見学の大部分が写真禁止でしたので写真が少なくてすみません。

(追記)

  私は、ふと思いました。私の以前勤めていたPanasonicでは、水素を

  使った発電研究と家庭用機器の生産をしています。今では、

  社会的(水素)発電所の実証実験をしています。滋賀県草津市

  研究拠点と工場があります。

   

https://fc-cubic-event.jp/wp-sympo/wp-content/uploads/2022/11/2.Issue1-Panasonic.pdf

  トヨタは、水素エンジンの自動車をマジで開発してくると思います。

    *電気自動車は、所詮どこかで電気を作るのですから。

原子力発電の燃料がどこからきて、最後はどうなるのかの勉強

最終廃棄物の地層処分に関する勉強

 

 

 

 

 

 

8月3日 臨時議会  可燃ゴミの処理方法が決定しました。

8月3日 本日は、午前中に産業建設委員会。 午後から 議会がありました。

どちらも、メインの話題は、 来年3月末で契約の切れる橿原市へ委託している

可燃ごみの処理の方法(委託先)の決定に関する件でした。

以下、皆様に決定事項をお知らせします。

① 今年の10月1日から やまと広域環境衛生事務組合 へ委託します。

   (五条市、御所市、田原本町で構成されている組合です)

② 13.5年の長期にわたる契約です。

   その後のことは、奈良県全体の動きを見ながら、将来を検討していく

   ことになります。

③ 住民の皆様から見ると何も変わりません。

  ・ゴミ袋の値段は同じです。

   (残っているゴミ袋は、なくなるまで使えます)

  ・現在のクリーンセンターへの持ち込みも同じです。

   

(議員として考えること)

   ゴミ処理(可燃、不燃、資源、他)費用には多くの税金が使われて

   います。

    *皆様から頂いている ゴミ袋代 では、全く足りません。

   人口が減れば、自然にゴミは減ります。が、一方でゴミ施設を稼働する

   費用はゴミが減るからといって簡単に減りません。

   吉野町として、ゴミ全体にかかる 費用を どう減らすのか?

   をもう一度深く考えたいと思います。

 

以上です。

 

差別をなくす町民集会に参加してきました。

7月8日

 議員になって直ぐコロナになったので、本日行われた町民集会は、

4年ぶりに開催され始めて参加してきました。約200人ぐらいの方が参加されて

いました。

 本日は、一住民として参加してきました。

 本日は 教材として 映画 破戒 (島崎藤村の小説が原作)を見ました。

 映画の内容は、google等で詳しく見てください。

 ところで、映画の題名の 破戒 は、よく目にする 破壊 と漢字が

違います。そこで、帰宅後 改めて 破戒 の意味と 映画の内容から

なぜ、題名が 破戒 なのかを考えて調べてみました。

結論、 主人公が 父から言いつけられた 戒(いましめ)による

苦悩 と その戒めを破って強く生きていく姿から映画を見た

(小説を読んだ)人々に広く深く考えさせるモノだと思いました。

現在は、昔と違って(昔にプラス?)新しい差別のような声をよく耳に

します。DV、SNSを通したいじめや差別、国籍、児童虐待 等々。

吉野町の役場には、相談窓口があります。ベテラン職員が対応してくれます。

秘密は守ってくれます。

差別や いじめ は(加害者はそう思っていないかも知れない)人の命さえ

奪うことがあります。(テレビで良く報道されています)そのような

ことが吉野町では起こらない町にしたいと改めて思った次第です。

以上です。

 

 

獣害対策の先進地(島根県 三郷(みさと)町)で勉強してきました

6月30日 個人的に獣害対策の先進地として有名な島根県美郷(みさと)町役場を

訪問して勉強してきました。

1.島根県美郷町の概要

  島根県のやや西の方の山間部に位置する人口4000人強の山村です。人口は吉野町

  より少ないですが、面積は吉野町の3倍あります。

2.辻内が美郷町を知ったきっかけ

  NHKのドキュメンタリーで獣害対策に取り組む自治体ということで紹介されていま

  した。

3.辻内に説明してくださった方

  美郷町役場の 安田課長。美郷町の獣害対策はこの安田課長ご自身の

  20年の及ぶ戦いの連続であったことを熱く教えていただきました。

4.記憶に残った事項

  ①(安田課長が若い時に役場職員として働いていた時)補助金を使って

    何かイベントや事業をした後、町には何が残ったのか?という自問自答。

  ②獣害対策の強化は住民(農業をしている人)を主体に

  ③狩猟免許保持者 2000年 新規に29名がスタート。現在、118人。

  ④捕った害獣(主にイノシシ、鹿はほとんどいないようです)の利活用

   検討。の結果が、山クジラ(イノシシ肉のこと)のブランド化。

  ⑤更に、山クジラのブランド化-->地域づくり-->住民主体の町づくり

   と好循環が起こっていること。

   *吉野町は柵を配って終わりになっていませんか?

 

5.結論的にすごく勉強になったこと

  獣害対策は、まちづくり。例えば、獣害ゼロになった時、私たちの

  町には何が残っていますか?獣害対策とともに(orの向こうに)見えて

  いる地域づくりが見えていますか?

  獣害対策は目的であり手段であることを忘れないように、

  も一度私自身の頭を整理します。

以上です。

美郷町役場

説明をして下さった安田課長